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ワンダーランド パズル遊びへの招待・オンライン版

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2−9.漢字作りパズル


漢字博士 漢字を二つ以上に分割したものを素材に、漢字を組み立てるパズルである。
 中でも割合よく知られているのは、『漢字博士』であろう。
 『漢字博士』はデザイナーの馬場雄二が考案したもので、多くの組み合わせが可能な偏(へん)や旁(つくり)を集めて、120枚一組のカードにしたものである。これは昭和51年(1976)に銀座のソニービルで開かれた「タイポ・アイ展」で『カンジー博士』の名で発表されて注目を集め、朝日新聞に連載していた坂根厳夫の「遊びの博物誌」欄で取り上げられたこともあって、かなり流行した。

 遊び方は、まずカードを6等分して中央に積んでスタートする。順に好きな箇所から1枚ずつめくっていき、場にさらす。漢字になる組み合わせができたら自分の前に組み合わせて並べ、その場合は続けてもう1枚めくることができる。

カードの積み方
カードの積み方
 
偏も旁も組み合わせられる

別の組み合わせも作れる

 なお、偏にも旁にも組み合わせることができるし、すでに自分の前にある組み合わせに重ねて、別の組み合わせを作ることもできる。こうして取った枚数が最も多い者が勝ちとなる。このスタンダードな遊び以外に、全部のカードを裏返して並べ、順に2枚ずつ表にして、漢字ができれば自分のものとする神経衰弱タイプの遊びもできる。

『漢字博士No.2』

 このゲームの続編として考案された馬場雄二の『漢字博士No.2』は、正方形のカードの各辺に漢字の部首がついていて、それをつなげていくゲームである。次の章で紹介する西洋のマイワードと似たところがある。

 続く『漢字博士No.3』は、六角形のコマを用いる。コマの各辺には漢字が一字ずつついており、これで、二文字の熟語になるようにコマをつなげていくゲームである。
 『漢字博士No.4』はNo.3の立体版で、立方体の辺についている漢字で二文字の熟語ができるように立方体を接続していくゲームである。
 No.3とNo.4 は漢字パズルというより熟語パズルであるが、関連があるので一緒に紹介した。

龍安寺のつくばいを模した栓抜き

 京都の龍安寺のつくばい(手水鉢)には、「唯吾知足(ただわれ足るを知る)」と刻まれている。次の写真はそれを模して作った栓抜きである。中央の四角い部分を「口」と見立てて、口を共通とする四文字を周囲に配したもので、まとまった意味を持たなくてもよいなら、類例をいろいろ作ることができよう。


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