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ワンダーランド
ジャグラー小田原の箱詰めパズル天国

第76回 セロハンテープパズル127(+5)

2015.6.4

※円だと解を描きにくいため、解図等は正六角形素子で描きました。

Q1.図の4単位以上の全18ピース(127単位)で一辺7の正六角形を作る。
Q2.図の全20ピース(132単位)で 12.5個×ジグザグ11個 の長方形を作る。
Q3.図の全20ピース(132単位)で 6個×ジグザグ6個 の長方形を4つ作る。

Q1.とQ2.は解がものすごく多いので解例を示しました。Q3.は難しめです。

 セロハンテープの芯(以下、芯と略す)を集め続けて25年。やっと132個貯まり、実際に作ることができました。やはりその写真を載せるべきだったかな?
 芯同士を結束バンドで固定して作っています。ピースのコンセプトは、万一、結束バンドが少々ゆるんでも(ゆるむことはないと思うのですが)変形しない4〜8単位(Q2.とQ3.は2,3単位も含む)です。具体的に言うと、

  1. どの芯も、隣接する芯とで正三角形を形作っている(2単位は例外)。
  2. ただし、上図「不採用図形」の形はゆるむと変形するのでこの形は含まない(点線部分は、芯がないことを示し、そのことを含めて考えます)。

 というわけです。これらの4〜8単位全種でぴったり正六角形ができるってすごい偶然ですよね。実は5年前に61個の芯を同様のコンセプトで1〜7単位を作り、一辺5の正六角形を作るものを作っていました。今回はそれに8単位をプラスして完成したのです。
 遊び方は上に書いたものだけでなく、使うピース指定で一辺4の正六角形(37単位)を作る問題も作ってあり、ユニーク解(1解)の問題は43問あります。こちらの方が面白いのですがね。

 1円玉を132枚手に入れてセロハンテープでくっつければお手軽に遊ぶことができます。

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