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ワンダーランド
ジャグラー小田原の箱詰めパズル天国

第7回 ダブルユニーク

2002.2.1

  正方形(8x8)、立方体(4x4x4)に納める解がともにユニーク解

 4年ほど前、芦ヶ原さんから、ある問題を提起されました。それは「プレイナーオクタキューブ(平面型8キューブ)8個で8×8でも4×4×4でもユニーク解になるものをデザインせよ」というものでした。BCP(Bill Cutler Program)を使って1つ見つけましたが、それを木で作ろうとした時、困ってしまいました。1つだけ「凹」のあるピースがあったため、作りにくかったのです。そこでもう一度、挑戦したのです。どうせならより難しいものを作りたいので、まずは3×4()に納まるピース(ただし、「凹」のないもの)ばかりでできないものか調べました。結果、どちらもユニーク解になるものはありませんでした。そこで1ピースだけ3×4に納まらないもの(上図左端のピース)を入れて調べたところ、1つ見つかりました。それが今回紹介する「ダブルユニーク」です。
 

 サイズ 解数
問14×8(4ピース)ユニーク解
問25×8(5ピース)9解
問36×8(6ピース)ユニーク解
問47×8(7ピース)4解
 
以下は全部のピースを使います。
問58×8ユニーク解
問64×4×4ユニーク解
問78×9−84解
問86×11−2ユニーク解

 そして、この作品は1998年の18th IPP(International Puzzle Party)の交換パズルになりました。

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